ほひょの旅

旅行温泉キャンプ大好き新潟県民

スポンサーリンク

新潟県 糸魚川市「フォッサマグナミュージアム」

 2007年3月4日。糸魚川市

 北陸自動車道糸魚川ICから国道148号を南下していくと、左手にサントモックという喫茶店が見えてきます。その交差点を左折しひたすら道を進んでいくと、坂道を抜けた場所に「フォッサマグナミュージアム」があります。これ以外にもここに行く方法はありますが、これが一番無難かと思われます。

 ここ一体は美山(みやま)公園という場所で、散歩にはとてもいいところですね。

 

f:id:hohyo:20170913213931j:plain

 フォッサマグナとはラテン語で「Fossa(溝)Magna(大きな)」という意味。日本海側から太平洋側に帯状に存在する地域のことを指します。学校で「糸魚川-静岡構造線」と習った人も多いかと思いますが、実はこれはフォッサマグナの西側の境界線という意味で、「糸魚川-静岡構造線」とは活断層のことです。ちなみに東側の活断層は「新発田-小出構造線」と「柏崎-千葉構造線」です。

 

f:id:hohyo:20170913213936j:plain

 昔は大陸と陸続きだった日本が地殻変動により、後の日本海とフォッサマグナになる裂け目ができました。このフォッサマグナを境に西日本の部分は時計回り、そして東日本の部分が時計の逆回りに動き、いわゆる現在のように逆の「くの字型」になったわけです。そして海峡だったフォッサマグナに海底火山の溶岩や火山灰が、そして陸地の泥や砂がたまり、今現在のように本州が一つになった、ということなのです。

 

f:id:hohyo:20170913213940j:plain

 つまり、フォッサマグナの地層は他の地層に比べて新しいものであるわけです。そして地層の深さですが、6千メートル以上あるそうです。

 

f:id:hohyo:20170913213943j:plain

 館内にはこのようにたくさんの化石も展示してあります。写真は「アンモナイト」です。

 

f:id:hohyo:20170913213948j:plain

 これは「シーラカンス」のものですね。

 

f:id:hohyo:20170913213952j:plain

 これは有名な「始祖鳥」の化石! …ではなくてこれはレプリカだそうです。

 

f:id:hohyo:20170913213956j:plain

 サメの歯の化石です。サメは軟骨魚類のため、歯以外の部分は化石になりにくいそうです。

 

f:id:hohyo:20170913213959j:plain

 そしてびっくりしたのは写真の化石。恐竜のウンコだそうです。腸内バクテリアの化石が見つかることもあるとか。ってゆーかウンコも化石になるのか…

 

f:id:hohyo:20170913214003j:plain

 「珪化木(けいかぼく)」です。針葉樹の化石で二酸化珪素が木に染み込んで硬くなったものだそうです。うーん綺麗だ。

 

f:id:hohyo:20170913214007j:plain

 写真は「球状花崗閃緑岩(きゅうじょうかこうせんりょくがん)」。とても気に入ってしまったので写真に撮りました。

 

f:id:hohyo:20170913214010j:plain

 また写真は「こんにゃく石(イタコルマイト)」。石なのにこんにゃくのように曲がってしまうのです。こんな石もあるのか。

 

f:id:hohyo:20170913214014j:plain

 写真はよく知られている「アメジスト」です。でかい!

 

f:id:hohyo:20170913214018j:plain

 「オケン石」です。「オーケン石」ともいいます。玄武岩の隙間に写真のように綿のような感じの結晶がそれです。ラビットテール(ウサギの尻尾)という愛称もあるのも納得です。これが自然に出来るのですから本当に不思議です。

 

f:id:hohyo:20170913214022j:plain

 

f:id:hohyo:20170913214026j:plain

 

f:id:hohyo:20170913214029j:plain

 

f:id:hohyo:20170913214033j:plain

 

f:id:hohyo:20170913214037j:plain

 それにしても色々な種類の石があるものですね。パワーストーンなどが好きな人にはたまらないかもしれません。写真はよく見る「メノウ」です。

 

f:id:hohyo:20170913214046j:plain

 「コスモクロア」です。宇宙の緑という意味だそうです。

 

f:id:hohyo:20170913214049j:plain

 これも「コスモクロア」です。世界でも産出される場所はかなり限られており、非常に貴重な石だそうです。ここ糸魚川でも取れたそうですね。

 

f:id:hohyo:20170913214053j:plain

 紫外線を当てた岩石です。自然光で見るものとは随分と違います。

 

f:id:hohyo:20170913214057j:plain

 いよいよヒスイの登場です。ここ糸魚川は日本最大のヒスイの産地。また世界でもヒスイの産地は限られています。

 

f:id:hohyo:20170913213906j:plain

 日本のヒスイの歴史は結構古く、5千年以上前の縄文時代に糸魚川で縄文人がヒスイの加工を始めたそうです。

 

f:id:hohyo:20170913213910j:plain

 古墳時代までヒスイは非常に珍重されたそうですが、何故か奈良時代以降は全く利用されなくなってしまったそうです。いずれにせよ、これは世界最古のヒスイ文化だそうです。

 

f:id:hohyo:20170913213914j:plain

 一般に知られている「ヒスイ」は写真のように緑色ですが、ミャンマーで採れるものは赤色をしています。ただ赤というよりはオレンジのような気がします。

 

f:id:hohyo:20170913213917j:plain

 さて「ヒスイ」は漢字で「翡翠」と書きますが、「翡」は「赤」を意味し、「翠」は「緑」という意味だそうです。また「翡翠」と書いて「カワセミ」とも読むそうです。これはカワセミは背が緑色で腹が赤色なことからきているそうです。

 

f:id:hohyo:20170913213921j:plain

 また「翡」はカワセミのオス、そして「翠」はカワセミのメスという意味もあるそうです。面白いですね。

 ちなみに「ヒスイ」の年齢は5億歳!と書いてありました。うーんすごい。

 

f:id:hohyo:20170913213924j:plain

 フォッサマグナを発見し命名した人物は、ドイツ人のナウマン博士。あの野尻湖のナウマンゾウの発掘でも有名ですね。ここフォッサマグナミュージアムには、写真のようにナウマン博士に関する資料などが展示されています。

 

f:id:hohyo:20170913213927j:plain

 フォッサマグナミュージアムを見た帰りに喫茶店「サントモック」にて休憩。とても楽しい一日でした。

 

スポンサーリンク