ほひょの旅

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会津開拓の神を祀る 岩代国一之宮「伊佐須美神社」 天空にそびえ立つ神殿は幻となりました

2017年12月26日。福島県大沼郡会津美里町。

 

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岩代国一之宮会津総鎮守伊佐須美神社(いさすみじんじゃ)」にやってきました。雪がちらちらと降る寒い日でした。

 

 

伊佐須美神社参拝

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平日の雪が降る中での参拝だった為、参拝者は私達のみでした。やはり参拝は雪深い時に限りますね。神様独り占め(前にも言った気がする罰当たり者です)♪

 

 

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鳥居の横にある伊佐須美神社造営の御用材です。大きいです。

 

 

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一礼して賑やかな鳥居をくぐります。

 

 

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手水舎です。冷たいからパスしちゃった(こういうことをしたらいけません)。

 

 

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楼門を裏から撮った写真です。

 

 

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伊佐須美神社御祭神

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仮社殿」です。実際の社殿は…

 

 

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残念なことに、平成20年に起こった火災で社殿が全焼してしまったのです。

 

さてここ伊佐須美神社の御祭神は4柱です。

 

伊弉諾尊(いざなぎのみこと)

伊弉冉尊(いざなみのみこと)

大毘古命(おおひこのみこと)

建沼河別命(たけぬなかわわけのみこと)

 

となります。商工業、土木建築、農林水産漁業、交通輸送などのあらゆる殖産興業の守護神です。

 

国土平定の為、第十代崇神天皇(すじんてんのう)により地方へ派遣された大毘古命(おおひこのみこと)は北陸道から東北へ、さらに大毘古命の子である建沼河別命(たけぬなかわわけのみこと)も派遣されて東海道から東北に進みました。

 

このふたりが東北のこの地で行き会い、その地が「相津(会津)」と呼ばれるようになったのだとか。

 

そしてこのふたりが新潟福島県境にある御神楽嶽(みかぐらだけ)に、日本列島の産みの親である伊弉諾尊(いざなぎのみこと)伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祀ったのが、ここ「伊佐須美神社」の始まりだそうです。

 

またこの地区周囲にはヤマト王権特有の巨大な前方後円墳があり、ヤマト王権との関わりがあったことがわかります。

 

暖かくなったら是非古墳も見てみたいものです。

 

 

伊佐須美神社の御朱印

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さぁ、御朱印を頂きに社務所へ行きましょう。相変わらず誰もいないので、御朱印を頂くのに並ぶ必要はないでしょう。

 

 

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「この御朱印目当てに全国から参拝者が多く訪れる」ということを、御朱印を書いてくださった神主の方がおっしゃってました。

 

御朱印は500円で頂くことが出来ます。また神主様は以前新潟の彌彦神社 に4年もお勤めされていたということもあり、新潟県の事情にも詳しく、御朱印を頂いた後も大変貴重なお話を賜りました。

 

今回は雪深いこの時期でさらに平日だったこともあり、このような体験をすることが出来ました。本当にありがたい、素晴らしい時間でした。

 

 

伊佐須美神社「境内」

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宝物殿です。入口が雪に埋もれてますね。ここへ入っていこうと試みたのは、私たちの子供だけでした。

 

 

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御神木の「薄墨桜(うすずみざくら)」です。

 

その手前には、最後の会津藩主松平容保公(まつだいらかたもりこう)の歌があります。

 

世の人の 心や深く 染めぬらん うすずみ桜 あかぬ色香に

 

 

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奥に見えるのが東新門です。

 

 

伊佐須美神社「境内社」

伊佐須美天神菅原神社

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入試合格・就職成就祈願の神社「菅原神社」です。「菅原道真」が御祭神です。絵馬がたくさん奉納されておりました。

 

 

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三回なでると願い事が叶うという牛さんです。思いっきり頭をなでなでしてきました。

 

 

道主命神社

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道主命神社(みちぬしのみことじんじゃ)です。交通安全を祈りましょう。

 

 

殺生石稲荷神社

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殺生石稲荷神社あやめ苑の隣にあります。

 

 

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1385年に殺生石を退治したことで有名な源翁和尚(げんのうおしょう)が、人々を苦しめていた殺生石を説き伏せ良い方向に教え導きました。その際に、打ち砕いた殺生石の一部がこの地に飛来したということです。

 

御祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)。殖産興業・商売繁昌のご利益があるとされているそうです。

 

 

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殺生石の話には続きがあり、昔、伊佐須美神社のすぐ近く(殺生石稲荷神社の目の前)を流れる宮川の氾濫は、この地方に住む人々の頭痛の種だったそうです。

 

ところがその宮川はそれほど大きな川ではありません。にも関わらず洪水で多くの犠牲者が出るのは、退治されたはずの殺生石の祟りなのではないかという住民の不安が出てきたそうです。

 

そこでその殺生石の霊を鎮めて災害をなくそうと、江戸時代後期にこの神社が復興したそうです。なお殺生石稲荷神社の創始がいつなのかは定かではないそうです。

 

 

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稲荷神社に猫。おいニャりさん、なんて言ったら罰が当たるでしょうか…

 

 

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殺生石稲荷神社の続きです。

 

伊佐須美神社の鳥居をくぐるとすぐ左側に売店があります。お店の方の話によると、実は殺生石稲荷神社はもともとこの建物の中にあったそうです。

 

 

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建物の中は中庭のようになっていました。ここにお稲荷さまが以前祀られていたそうです。貴重なお話を聞かせて頂きました。

 

 

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こちらの売店でお団子を買って食べました。子供が美味しいと喜んでいました。

 

 

あやめ苑

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道を挟んで伊佐須美神社の正面に、写真のあやめ苑があります。夏にはそれはもう色んな種類のあやめがたくさん咲き、見る人たちの目を楽しませてくれます。

 

 

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また毎年6月にはあやめ祭りが開催されます。ダンスや演奏会など色んなイベントが催されるそうです。しかしこのように冬だと白いだけです

 

 

2012年6月6日の伊佐須美神社

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この時も会津若松市の東山温泉「東鳳」 へ行きました。気がつけば同じことをしていましたね。

 

 

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この時は楼門をくぐることが出来ませんでした。うーんどうしてだったのかな。当時は全く気にもしませんでした。

 

 

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仮社殿です。仮ですがかなり立派だと思います。

 

 

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焼失前の社殿を見たことがありません。この目で見たかったです…

 

 

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全焼とはとても悲しい出来事ですね。

 

 

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この御社殿造営計画図を見た時は、「うぉ~これはもの凄い社殿が出来るんだなぁ」と思ったものです。

 

ところが、この「天空にそびえ立つ神殿」計画を推進した前宮司は平成27年にお亡くなりになったことで話が変わってきました。

 

この造営にかかる資金が大きく不足していたことがわかり、さらにこの計画自体が神社本庁の承認を得ていないという驚きの事実が判明したそうです。

 

結局、天空神殿造営計画は白紙に戻ったそうです。残念ですね。恐らくは、焼失前の社殿と同じような建物になるのかなと思います。

 

 

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御神木「薄墨桜」はやはり春に見たいです。

 

 

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確か知り合いの受験生にお守りを買ったような記憶があります。

 

 

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この時も散々こちらの「なで牛」をなでました。

 

 

 

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