ほひょの旅

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新潟県 「渡邉邸~湯沢(ゆさわ)温泉」

渡邉邸

 2005年12月1日。
 
 国道7号線を北へ走り、途中で国道113号線に入ります。国道113号線をそのまま東へ走り、関川村に入ったところで南赤谷交差点を右折。その道をずっと走っていくと、豪農の館「渡邉邸」が見えてきます。なお、道を挟んで関川村役場があります。
 

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 渡邉邸の屋根に注目してください。石がたくさん置いてあるのがわかるでしょうか? 


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 ちょっと写真ではわかりづらいかもしれませんが、これは「石置木羽葺屋根(いしおきこばぶきやね)」といい、うすく割った板(木羽)を何枚も重ねた上に石を置いた屋根のことをいいます。

 
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 「石置木羽葺屋根(いしおきこばぶきやね)」は大変珍しいものだそうで、少なくとも新潟県ではこの渡邉邸と佐渡の宿根木(しゅくねぎ)でしか見ることが出来ないそうです。
 ちなみにここ渡邉邸では木羽が20万枚、石が1万5千個使われているそうです。

 
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 今回私たちが訪れた渡邉邸は廻船業や酒造業などで得た利益をもとに、財政難に苦しんでいた米沢藩に融資していたほどの豪農です。 


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 暮らしは贅沢かと思いきや、美食をせずありあわせの品で食事を済ませるなど、贅沢をせずに食べ物を大切にしたそうです。 


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 また小作米の一部を蓄えたことにより、あの天保の大飢饉の時でさえ幕府や米沢藩の援助なしに凶作を乗り切ったそうです。これらは渡邉家七代目三左衛門が作った家訓によるものだそうです。 


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 中央写真のように「石置木羽葺屋根(いしおきこばぶきやね)」の説明がありました。 


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 写真が見づらいですが、ここ渡邉邸はNHKドラマ「蔵」の撮影が行われた場所。ちなみに映画の「蔵」の撮影は魚沼市の目黒邸なのです。  

www.hohyoblog.com

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 写真は渡邉邸の庭園。国指定名勝となっております。石材の多くは関西方面のものが使用されているそうです。江戸時代中期にわざわざ京都から庭師を呼んで作ってもらったのだとか。 


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 渡邉邸にはもともと12の蔵があったそうですが、現存しているのは半分の6つ。その蔵の屋根も石置木羽葺屋根を用いています。 


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 写真を見ると、昭和42年の羽越水害で赤線の部分まで浸水したと書いてあります。これら国指定重要文化財の土蔵だけでなく、同じく国指定重要文化財の母屋も浸水による被害があったそうです。 


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 渡邉邸の前の様子。 


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 写真は渡邉邸に隣接する「津野邸」。商家構造の建造物としてとても貴重だそうで、県の指定文化財となっております(非公開)。 


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 さらにその西にあるのが写真の「佐藤邸」。渡邉家に次ぐ大地主だったそうです。こちらも国の指定重要文化財です(非公開)。

 

 

湯沢(ゆさわ)温泉

 渡邉邸を見学した後、私たちは近くにある湯沢温泉へ行きました。あの越後湯沢(ゆざわ)温泉とは違い、こちらの湯沢は「ゆさわ」と濁りません。この関川村は「えちごせきかわ温泉郷」と呼ばれるほど温泉が多い場所。高瀬温泉・鷹の巣温泉・雲母温泉(きらおんせん)・湯沢温泉・桂の関温泉の5つの温泉があります。

 

 

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 今回行ったのは湯沢温泉の共同浴場。150円で入ることができます。温泉はほんのり硫黄臭があり、湯の花?と思われる浮遊物がありました。

 

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